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日本テレビ系列「The サンデー」スタジオオブジェ
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山野将志をめぐる10のエピソード

1.山野、オーストラリアに渡る

ライブペインティング1ライブペインティング2

2006年6月・奈良 
オーストラリア交流プログラム(*)の派遣アーティストに選ばれた山野さん。渡航直前、高さ2.4メートル×幅3.6メートルの大画面でライブ・ペインティングを実施。数年ぶりの大作の制作に、集中力も一気に高まりました。絵を描く動機を確認する貴重な期間となったようです。

*山野さんが所属する「たんぽぽの家アートセンターHANA」が実施したプロジェクト(豪日交流基金コミュニティー交流プログラム助成事業)。現地での様子はこちらから→http://yoe.miauen.com/home.html

 

2.体験が創作のエネルギーに

創作の様子1創作の様子2作品:オーストラリアの動物たち
2006年7月・オーストラリア・ブリスベン
現地での展覧会の開催、動物園やビーチへの旅行、何より明るく気さくなアーティストたちとの出会いを通じ、創作意欲があふれる山野さん。一ヶ月という長期滞在からくるホームシック、そしてことばの壁も乗り越えて、人間的にも大きく成長したというウワサも……。「マイ ネーム イズ やまのまさし です〜」という愛嬌ある自己紹介にはじまり、「イート〜(eat)」「ドリンク〜(drink)」「オウ!ノ〜(Oh!No!)」など、たくさんの英語も使いこなすようになりました。

 

3.日本テレビ系「Theサンデー」のスタジオ・オブジェに


取材を受ける山野さん 2006年10月・奈良
帰国後、たまたまテレビで宣伝していた「スタジオ・オブジェ募集!」に応募。数日後、テレビ局のスタッフから「山野さんの絵が選ばれました。取材に行ってもいいですか」との電話を受けて、周囲は大騒ぎ。本人はいたってマイペース。取材中も「マイ ネーム イズ やまのまさし です〜」。

 

4.2006年大晦日の番組出演


山野さん番組生出演東京観光
2006年12月・東京
作品「きれいなはっぱと水の中の藻」が、10月末から日本テレビ「Theサンデー」(朝8:00〜9:54)で司会の徳光和夫さんのバックを飾るようになりました。山野さんを知る方たちからもよく連絡が入るようになっていたころ、今度は番組から大晦日の特番への出演依頼が!
写真は、作品の前でシンガーソングライターの馬場俊英さんとともに歌う山野さん。もう一枚は、出演前日の東京観光のワンシーン。

 

5.医療法人社団恵仁会の小倉さんとの出会い


恵仁会の小倉さんと(写真:やごうもも)

2007年2月・奈良←→東京
ある日、「テレビで作品をみて感動したのですが、作者の山野さんに会いにいってもよろしいでしょうか」という電話をいただきました。テレビで作品が紹介されてからたくさんの方から問い合わせをいただいていましたが、遠方から本人に会いにくるというのははじめてでした。訪問された小倉さん、きけば東京都府中市で病院を経営しているとのこと。山野くんのエネルギッシュな作品が、オープンしたばかりのリハビリ病院にぴったりくるのではないかとひらめき、依頼にきたと熱心にお話ししてくださいました。

 

6.作品が生まれる現場


制作風景1制作風景2制作風景3
2007年4月・奈良
山野さんは、約10年前から社会福祉施設「たんぽぽの家」に通ってきています。ここは、障害のある人の自己成長と社会生活力を高めていくことを目的に、創作活動を主とした活動を行っているところです。
山野さんは、基本的に請われて作品を制作するということはありません。本人の内側から制作したいという動機が生まれるか、あるいは生まれるような環境をつくることに、周囲のスタッフも万全の注意をはらってきました。
しかし、病院へ一定数の作品を納品するという依頼をきっかけにして、ひとつの大きな試みがはじまります。それは、山野さんがあらかじめ設定したテーマにそって目的をもって制作をするということと、納期にあわせた制作スケジュールで活動に取り組むということです。支援するアートセンター内でも議論が繰り返され、いよいよ受注を決断。最終的には原画一点と複製画(Works on Paper)17点の納品を決断しました。本人への説明もこの頃にはじまりました。

 

7.作品が複製されるということ


複製の工房 2007年9月・静岡
山野さんの制作がすすむにつれて、今度は「作品を複製する」という行為をどう山野さんに理解してもらうかも大きな課題になりました。本人がこのプロセスを理解し、了解するようなかたちで準備をすすめようと、複製画を制作する工房へもいっしょに行き説明を受けました。

 

8.アーティスト山野将志のプライド


スケッチの様子作品「鯉さん金魚さんと岩の石」
2007年9月・奈良
この頃、納品する作品の目標数に対して、山野さんの作品が若干不足していることが判明。リフレッシュもかねて、初秋を迎えた奈良公園にスケッチに行くことにしました。公園でごはんを食べて遊んだあと、日本庭園の池を指差し「これ描く〜!」と、スケッチを一気に完成。次の日からスタジオで制作した作品が「鯉さん金魚さんと岩の石」。表現者としての山野さんの自我とプライドを見せ付けられた出来事です。

 

9.〈366リハビリテーション病院〉のコレクション


病院への作品の設置(写真:やごうもも)作品の前で記念撮影(写真:やごうもも)
2007年11月・東京
いよいよ病院への納品。山野さんにも設置・納品する場所をみてほしい、理解してほしいと東京へ。テレビ局の取材、病院の取材、山野さんが所属するエイブルアート・カンパニーの取材など、たくさんの取材がつづき、ふとスタッフが気づいたときには、山野さんは病院内の部屋で眠っていました。しかし、設置した作品に満足そう。

 

10.山野将志の好きなこと


掃除する山野さんおしゃべりする山野さん(写真:やごうもも)
甘いもの好きな山野さん 山野さんはとてもお掃除好き。
いたずらも好き。
そして甘いものが好き。
そして、何より人とおしゃべりするのが大好きです。
山野さんが活動する、たんぽぽの家アートセンターHANAにもぜひ一度お立ち寄りください。

 

番外編.山野将志の活躍にご期待ください!


やまのまさし近影
  • 12月1日、「第10回 静岡県障害者芸術祭」に招待されて、会場でライブ・ペインティングを行います。
  • 12月8日、東京都府中市で開催される医療法人社団恵仁会主催の記念フォーラムに登場。今回、病院に納品した作品について紹介します。
  • 12月13日〜08年1月12日(年末年始休みあり)、たんぽぽの家アートセンターHANAギャラリーで複製画(Works on Paper)の展示・販売を行っています。詳しくは→告知記事「コトコトたまてばこ」

文責:柴崎由美子(たんぽぽの家アートセンターHANAスタッフ)
※印写真:矢郷桃

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